ここでは、トラック運転手であれば知っておきたい、クラッチの操作方法について見ていきましょう。
丁寧なつなぎ方をマスターすることで、クラッチの消耗を抑えることができますよ。
▼クラッチについての知識を身に付けよう!
クラッチはエンジンからの動力を伝達・遮断する重要な役わりを持っています。
クラッチに不具合が起こると、走行に支障をきたす危険性があるので、故障する原因や対処法について知っておくことが大切です。
■クラッチの仕組みとは?
エンジンとタイヤには、それぞれに板がついていて、クラッチペダルを踏むことで、板同士が離れる仕組みとなっています。
板同士が離れるとタイヤが停止し、クラッチペダルから足を離すと、タイヤが回転します。
■クラッチのつなぎ方と操作方法について
クラッチ板は、不具合や前兆もなく突然寿命を迎えることは、あまりありません。
クラッチ板が劣化する主な原因は、「摩耗」と、「つなぎ方」にあります。
【摩耗】
半クラッチを必要以上に多用していたり、クラッチを引きずりながら運転する癖がついていると、クラッチ板が摩耗してしまいます。
【つなぎ方】
クラッチのつなぎ方が激しいと、クラッチの劣化へつながります。
ゆっくりとシフトチェンジをする、シフトダウンではエンジンブレーキを使わないように気をつけましょう。
▼まとめ
「クラッチをつないだ時に異音や異臭がする」、「回転数は上がっているのに速度が上がらない」という時は、クラッチの故障の前兆サインです。
このような異変を感じたら、早めに点検・整備をおこないましょう。
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