大きな荷物を移動させる際に役立つフォークリフトですが、使い方を一歩間違えると、ケガや重大な事故を引き起こすことも…。
今回は、フォークリフトを使う現場に潜む危険性と、事故を防ぐための安全対策についてお伝えしていきます。
▼フォークリフトの危険性について
一見それほど危険そうには見えないフォークリフトですが、これまでに墜落事故・転倒事故・死亡事故などが報告されています。
フォークリフトを使う現場で、実際におこった事故について見ていきましょう。
■墜落事故
フォークリフトを使用中操作ミスによって、フォークリフトもろとも高所から墜落したという事例。
■転倒事故
フォークリフトで下り坂を移動する際に、スピードを出し過ぎたことが原因でフォークリフトがバランスを崩して転倒したという事例。
■死亡事故
フォークリフトを使用する際の安全対策が不十分だったために、近くにいた作業員がフォークリフトに巻き込まれて死亡したという事例。
▼フォークリフトに必要な安全対策とは
フォークリフトを使用する現場では、以下の4つの安全対策を徹底する必要があります。
①フォークリフトの使用場所を区切る
フォークリフトと作業員による接触事故を防ぐための対策として有効なのが、フォークリフトが走行する区域を区切ることです。
②作業場の死角を無くす
荷物が高く詰まれている見通しの悪い作業場は、死角が多くなることで事故が起こりやすくなります。
荷物を高く積み上げる際は、荷物同士の横の間隔をあけるなどして、死角を作らないようにしましょう。
③危険予知活動をおこなう
朝礼の時や、フォークリフトの使用前などに、作業員同士声を掛け合い、積極的に危険予知活動をおこないましょう。
④慌てない・無理をしない
一度に多くの荷物を運ぼうとして、フォークリフトの積載重量をオーバーしないことや、急いでいるからといってスピードを出すことのないようにしましょう。
▼まとめ
フォークリフトを使用する際は、事故やケガのないよう、安全対策をきちんと守りましょう。
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