求人広告を見ていると、「福利厚生」という言葉を見かけることが多いと思います。
しかし、福利厚生についてきちんと理解できている人は少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、福利厚生について解説していきます。
▼福利厚生とは
福利厚生とは、給与以外の従業員に対するサービス・報酬のことを言います。
従業員とその家族がより良い生活を送る、また労働環境を整備して従業員の能力を発揮してもらうことを目的としています。
福利厚生は全従業員が対象となり、正社員だけでなく契約社員やパートでも適用されます。
▼福利厚生の種類
福利厚生は、大きく2種類に分かれます。
1つ目は、法定福利厚生です。
これは法律で定められているもので、健康保険・厚生年金保険・雇用保険・介護保険・労災保険などが当てはまります。
そして2つ目は、法定外福利厚生です。
これは企業が独自に定めているもので、住宅手当・交通費・育児手当などさまざまなサービスがあります。
■人気が高い種類
法定外福利厚生は、企業が必要だと思ったものを自由に取り入れることができます。
そのため、ユニークなサービスを導入している企業も増えてきています。
中でも人気なのが、昼食補助や食堂・住宅手当・宿泊施設などの割引です。
仕事とは直接的な関係がないように思えますが、生活していくうえで必要なサービスが求められていることがわかります。
▼まとめ
福利厚生とは、従業員やその家族がより良い生活を送るため、また労働環境を整備して従業員に能力を発揮してもらうためのものです。
法定福利厚生と法定外福利厚生の2種類があり、企業によって導入しているサービスが異なります。