運送業に携わる人に大きく関係する「緑ナンバー」。
一般的な自動車は白ナンバーですが、街中では緑ナンバーの車両も多く見かけますよね。
では、緑ナンバーはどのような車両につけられているのでしょうか。
今回は、緑ナンバーについて解説していきます。
▼緑ナンバーとは
緑ナンバーは営業ナンバーとも呼ばれ、運送によって金銭のやり取りが発生する場合は装着が義務付けられています。
つまり、緑ナンバーを装着している車両は、運送業に使っている車両なのです。
■白ナンバーでも荷物を運送できる？
先ほども説明した通り、運送によって金銭のやり取りが発生する場合は緑ナンバーを装着しなければなりません。
しかし、緑ナンバーの取得にはさまざまな手続きが必要なので、自家用車で運送している人もいると思います。
自分のものを運送するのであれ白ナンバーでも問題ありませんが、他人の荷物を有償で運送する場合は白ナンバーだと違反になります。
▼緑ナンバーのメリット
■信頼性が向上する
緑ナンバーを取得するにはさまざまな条件をクリアする必要があり、とても難しいと言われています。
つまり、そんな緑ナンバーを取得した会社となると、お客様からの信頼性が上がります。
信頼性が上がると、さらに営業規模を広げることができるでしょう。
■福利厚生が充実する
緑ナンバーを取得すると、従業員は社会保険に加入する必要があります。
福利厚生が充実していない運送業者が多い中、これは大きなメリットになります。
▼まとめ
緑ナンバーとは、有償で荷物を運送する車両に装着するものです。
取得するのはとても難しいですが、お客様からの信頼性が向上し、福利厚生が充実するというメリットがあります。
